季節菓子
北陸地方の代表的なお正月菓子の「福梅」。
前田家の家紋「剣梅鉢」をかたどってあり、コシの強い「あん」を
紅梅・白梅の形をした最中皮に詰め込みました。
健康志向を考慮し、外側にグラニュー糖の付いていない最中となっております。
享保2年(1717年)、隅田川沿いにある長命寺の門番山本新六が、桜の葉を塩漬けにして、薄い皮に餡を包んだものに巻いて店頭に並べたところ、人気が出たそうです。「長命寺」は関東の桜餅です。
もち米を蒸して乾燥させ粗挽きした道明寺粉で皮をつくったお餅です。関西では、道明寺が主流となります。富山は関東・関西の中間なので、長命寺、道明寺二つのタイプを置いています。お客様の人気も二分しています。
1580年代(天正年間)の頃、豊臣秀吉の弟である秀長が、秀吉を招く茶会に作らせた和菓子。
粒あんをもちで包み、きな粉をまぶしたお菓子を気に入り、「うぐいす餅」と命名したそうです。
江戸時代、柏は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、家系が途切れない、ともてはやされました。
白はこし餡を、よもぎはつぶ餡を使用しています。
若鮎は薄いカステラ生地に求肥をはさみ、魚の鮎をかたちどったお菓子です